香りに包まれてリセット。大学生が体験したアロマオイルマッサージ

テスト勉強とアルバイトが重なって、最近ちょっと疲れ気味。肩が重くて、寝ても疲れが取れない。そんなとき、友人にすすめられたのが「アロマオイルマッサージ」でした。

アロマの香りが好きで、ルームフレグランスを使うことはあっても、実際にオイルを使った施術は初めて。出張サービスなら自宅で受けられると聞いて、思い切って予約してみました。

目次

アロマオイルマッサージとは?

先生によると、アロマオイルマッサージは「香りの成分+マッサージの効果」で心身を同時に癒すリラクゼーション。香りには自律神経を整えたり、気分をリフレッシュさせたりする作用があるそうです。

使用するオイルは数種類の中から選べるとのこと。柑橘系でスッキリしたい日もあれば、ラベンダーやローズでリラックスしたい日もある。施術前に香りを試しながら選べるのが楽しみでした。

施術の流れ

1. 予約と準備

今回は「全身100分コース(16,000円)」を予約。事前に「軽くシャワーを浴びて、体を温めておくとオイルの浸透がよくなります」と案内があり、当日はその通りに準備しました。

部屋の照明を少し落として、アロマキャンドルを灯す。リラックスできる空間が整ったところで、先生が到着。穏やかな笑顔で「今日はどんな疲れを取りたいですか?」と聞いてくれました。

「肩と足が特に重くて…」と伝えると、施術内容を少しアレンジしてくれるとのこと。こういう細やかな対応が出張サービスの良さだと感じました。

2. 香りに包まれるひととき

最初に選んだのはラベンダーとベルガモットをブレンドしたオイル。深呼吸すると、ふわっと優しい香りが広がって、それだけで心がほどけていくようでした。

温めたオイルが肌に触れた瞬間、スーッと滑るような感覚。肩から背中、腕、腰、脚へと流れるようにマッサージが進んでいきます。圧は強すぎず、まるで波に揺られているようなリズム。

途中、ふくらはぎをほぐすときに軽くリンパを流す手技が入り、むくみが取れていくのがわかります。体の奥まで血流が巡り、指先まで温かくなっていくのを感じました。

3. 香りの癒しが心に届く

アロマの香りは、ただ「いい匂い」なだけではなく、脳に直接届いてリラックスを促すそうです。勉強やSNS、情報の多さで常に頭が忙しい日々。香りとタッチで静かな時間を取り戻すような感覚がありました。

途中からは眠りと覚醒のあいだのような心地よい感覚に包まれ、時間の感覚がゆっくりに。気づけば、頭の中のモヤモヤがすっと消えていました。

4. アフターケアと香りの余韻

施術が終わると、部屋に残るラベンダーの香りが穏やかに漂っていました。先生が白湯を用意してくれて、「今日はたくさん水分をとってくださいね。老廃物が流れやすくなっています」とアドバイス。

鏡を見ると、顔色がワントーン明るくなっていて、肩の位置も自然に整っていました。体の軽さと香りの余韻が心地よく、思わず深呼吸。

「香りは記憶に残る癒しなんですよ。」

その言葉が印象的で、後日、同じブレンドオイルを買って家で使うようになりました。香りをかぐたびに、この日の穏やかな時間を思い出します。


アロマで気づいた“自分をいたわる時間”

これまで、「癒し=贅沢」と思っていたけれど、本当は逆かもしれない。毎日頑張っている自分に、少し優しくする時間こそ必要なんだと感じました。

アロマオイルマッサージは、体だけでなく心も整えてくれるリチュアル(儀式)のようなもの。香りの力とプロの手によって、日常のストレスが静かにほどけていきます。

忙しい日々の中で、立ち止まる勇気をくれるのが、このリラクゼーションの魅力です。


💠今回のコースまとめ

  • アロマオイルマッサージ(出張)
  • 内容:心身の疲れをアロマオイルの香りとマッサージで癒す。リラックス・安眠・美容効果。
  • 時間:60分(半身)/100分(全身)/120分(ゆったり)
  • 料金:10,000円〜20,000円(オイル代込み)
  • 服装:Tシャツ・ショートパンツなど動きやすい服装。または紙下着レンタル(要予約)。
  • 特徴:香りの選択可能(ラベンダー・ベルガモット・シトラス系など)。施術前にシャワー利用可。

まとめ

香りに包まれる時間は、日常を少し豊かにしてくれます。アロマオイルマッサージは、ただのリラクゼーションではなく、“心のリセットボタン”。

がんばりすぎた一日の終わりに、自分へのご褒美を。
香りとタッチに身を委ねれば、きっと明日が少し優しく感じられるはずです。

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